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ツネログコラム#19「国際大会の招致/天皇杯・皇后杯の同日開催の意義」
2026年03月11日

皆さん、こんにちは。
JFAは「JFA2005年宣言」において、2050年までにFIFAワールドカップを日本で開催し、優勝することを記しています。そのためには国際大会を開催して経験を積んでおく必要があり、アジアサッカー連盟(AFC)に対し、AFCアジアカップ2035の開催に関心があることを示しています。このことは2月12日の理事会でも報告しました。
AFCの国際大会はAFCチャンピオンズリーグ Elite ファイナルズを含め、現状はカタール、サウジアラビアといった西アジアで多く開催されています。AFCとしても「西」と「東」のバランスについては課題意識を持っていて、われわれとしてはもちろん、国をはじめ関係各所との調整は必要になってくるものの、日本が開催できるチャンスがあればAFCアジアカップ2035以外についてもその都度検討していきたいと考えています。たとえばもしAFCチャンピオンズリーグ Elite ファイナルズを日本に持ってくることができれば、出場する日本のクラブにとって大きなメリットになるはずです。
国際大会の開催実績を積み上げていくことは、言うまでもなく、サッカー界において日本の立ち位置を上げることにつながっていきます。「日本で国際大会の開催を」の機運を醸成していければと思っています。
この『ツネログ』ではさまざまな関係者との対談を掲載していますが、19回目となった今回“マンマークしたのが、なでしこジャパン(日本女子代表)の守護神としてFIFA女子ワールドカップ ドイツ2011の優勝を経験した海堀あゆみさんです。現在はWEリーグ理事、なでしこリーグ理事長を務めていて、女子サッカーの歴史と現状を知る海堀さんの言葉にはいろいろと考えさせられました。
重点3領域の一つである女子サッカーを盛り上げていくには、まずもって多くの方に見てもらい、その魅力を知ってもらいたい。そのためにはどのようにプロモーションしていくか、議論を深め、動き出していかなければなりません。
今年度の天皇杯(全日本サッカー選手権大会) 決勝が6年ぶりに元日開催となりましたが、近い将来、皇后杯(全日本女子サッカー選手権大会)決勝との「ダブルヘッダー」を検討していくこともその一つです。また、47都道府県から代表校が出るようになった全日本高等学校女子サッカー選手権大会の「見せ方」についても、もっと広く深く認知してもらえるようなアクションを起こしていきたいという思いがあります。課題となっているU-15年代の登録数を伸ばしていくためにも、ここはマストになってくるのではないでしょうか。
あのワールドカップの優勝によって女子サッカーの環境が「劇的に変わった」という海堀さんの経験談がとても印象的でした。
国際大会の招致は女子についても同様で、2039年以降のFIFA女子ワールドカップ招致を継続して目指していきます。強い代表チームをつくり、環境を整えながら女子サッカーを根づかせることで日本のプレゼンスを高めていく。その思いをあらためて強くしています。
2026年3月
公益財団法人日本サッカー協会 会長
宮本 恒靖
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