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【Match Report】SAMURAI BLUE、鬼門の第2戦でワールドカップ過去最多4ゴールの快勝! チュニジアを下してグループステージ突破に前進!
2026年06月22日

SAMURAI BLUE(日本代表)は6月20日(現地)、メキシコ・モンテレイでFIFAワールドカップ2026のグループステージ第2戦、チュニジア代表戦に臨みました。
日本は過去7度出場しているワールドカップにおいてグループステージ第2戦に勝利を収めた経験が、2002年の日韓大会、ロシア代表戦しかありません。初戦のオランダ戦で2度のビハインドを追いつき、土壇場でドローに持ち込みましたが、その勢いだけは勝ち切ることができないと、戦前から第2戦の難しさについて長友佑都選手(FC東京)が言及し、チームメイトに気を引き締めるように促しました。
オランダ戦から先発は4人を変更。GK鈴木彩艶選手(パルマ・カルチョ)、DF冨安健洋選手(アヤックス)、板倉滉選手(アヤックス)、伊藤洋輝選手(バイエルン・ミュンヘン)、MFには堂安律選手(アイントラハト・フランクフルト)、佐野海舟選手(マインツ05)、田中碧選手(リーズ・ユナイテッド)、中村敬斗選手(スタッド・ランス)が並びます。2シャドーは初戦から2名が変更となり、負傷欠場した久保建英選手(レアル・ソシエダード)と前田大然選手(セルティック)に代わって、前節ボランチでプレーした鎌田大地選手(クリスタル・パレス)と伊東純也選手(KRCゲンク)が務めました。FWには上田綺世選手(フェイエノールト)が入る11人で、スタートからピッチに立ちました。

序盤から激しい球際と素早い切り替えでチュニジアを圧倒した日本は、開始4分に早速ネットを揺らします。冨安選手の縦パスを起点に、鎌田選手がフリックし、右に流れていた上田選手が内側の田中選手につなぐと、さらに左サイドの中村選手へとボールを繋ぎます。中村選手は「ずっと磨いてきた」縦への仕掛けで突破を図り、マイナス気味に強く速いボールを供給。最後は一連の組み立てに関与してゴール前に走り込んだ鎌田選手が自らの股下を通る瞬間に左足のインサイドでボールの方向を変え、見事にゴールに流し込みました。

初戦で大敗したあとに監督が交代したチュニジアに対し、スカウティングの難しさがありながらも、日本は先制したことで流れを一気に引き寄せます。相手に主導権を握らせず、ボールロスト後も集中した守備で連続攻撃を実現しました。すると31分には上田選手が追加点をマークします。相手のボールをカットした板倉選手が素早く前線にボールを送ると、受けた上田選手が相手との間合いを図りながら、ペナルティーエリア右から右足を一閃。ゴール左隅を射抜きました。

後半も日本の勢いは続きます。ボールを保持し、左右に散らしながら攻めの糸口を探ります。田中選手がボランチの位置から積極的に前線に進出し、数的優位を作り出すと、鎌田選手もゴールに直結するプレーを選択し続け、チャンスを広げていきました。
3点目が生まれたのは69分でした。田中選手のパスを前線から下がってきた上田がフリックして相手最終ラインの裏へ落とすと、伊東選手が抜け出してシュートをねじ込みます。さらに、83分にも素晴らしい連動から追加点を記録します。伊東選手のスルーパスに反応した佐野選手がゴールエリアの右からクロスを上げると、待っていたのは上田選手でした。滞空時間の長いヘディングで逆サイドへシュート。日本のワールドカップ史上最多となる4点目を記録し、勝利を決定づけました(2010年大会のデンマーク戦・3-1を更新)。

「相手が監督を交代したことで、どういう戦いをしてくるか全く予想がつかない中、選手たちが良い準備をしてくれて、コーチたちは選手たちが思い切ってプレーできるようにプレーモデルを落とし込んでくれました。自分たちが何をすべきかを考え、ベストを尽くしたことで結果につながったのは非常に良かったと思います」(森保一監督)
図らずもこの試合はワールドカップ通算1,000試合目で、世界中が注目する記念すべき一戦となりました。日本はそこで攻守両面で組織立ったプレーと個の能力を融合させ、鬼門とされてきた第2戦に勝ち切りました。
監督・選手コメント
森保一 SAMURAI BLUE(日本代表)監督
FIFAワールドカップ通算1,000試合目という記念試合で、世界中の方々が見てくださっていたと思います。そこで勝利を飾れて、大変うれしく思っています。目の前の勝利をつかみとるためにベストを尽くすということと、常に成長を目指して勇気を持ってチャレンジするというところ。この二つのテーマを常に持ってこれまで一戦一戦を戦ってきて、積み上げてきました。怪我人が出るのはもちろん残念でチームにとっても痛いことですが、誰と組んでも勝つ、誰と組んでも機能することをテーマにしてチーム作りをしてきたなかで、選手たちが今のメンバーがベストだと、誇りと自信を持ってプレーしてくれていると思います。まだまだ経験の浅い選手も多いですが、それもチームとしての伸びしろだと思っています。
MF/FW #14 伊東純也 選手(KRCゲンク/ベルギー)
前半からいい入りができて、早い段階で先制点を取れたことが大きかったと思います。(得点シーンについて)センターフォワードやシャドーにボールが入ったときの練習は多くやっていますし、狙った形でうまく抜け出して決められて良かったです。前回大会では自分は点を取れなかったという思いがあるので、今回は絶対に取ってやろうと思っていて。まずは1点を取れたので、次も狙ってチームの勝利に貢献できるゴールを決められればいいかなと思います。
MF/FW #15 鎌田大地 選手(クリスタル・パレス/イングランド)
今日は10番(のポジション)だったので、試合を作るというよりもゴール前に入っていくことを考えていました。ビルドアップからいい形で前にボールを運ぶことができて、自分が狙っていた仕事ができて良かったと思います。中村敬斗が縦に仕掛けてクロスをあげるイメージを持っていたので、(相手にとって怖いところに)しっかり入っていってボールに当てるような感じでした。オランダ戦ではラッキーで1点を取ることができましたが、僕自身はラッキーだけのイメージで終わりたくなかった。2点目が欲しかったし、上書きできるようにと考えていた中で、決められてよかったです。
MF/FW #18 上田綺世 選手(フェイエノールト/オランダ)
率直にうれしいです。4年前自分が悔しい思いして、そこから積み上げてきたものがつながったと思います。(1点目のゴールについて)試合の入りで、前半の序盤だったこともあって、自分でシュートを打つことはほぼ決めていました。だから、(伊東)純也選手はおとりにさせてもらいました。今まで自分が決めてきたゴールとは喜びもそうだし、達成感もそうだし、自分が背負ったものもそうだし、そういった意味では全く違うと思います。自分が4年前に感じた悔しさは、同じ場所でしか拭えないと思っていました。前回の試合も自分自身がチームを勝たせられてない部分に悔しさがありましたが、この試合では貢献できたんじゃないかなと思います。
FIFAワールドカップ2026
大会期間:2026年6月11日(木)~7月19日(日)
グループステージ
第1戦 6月15日(月) 5:00[日本時間] vs オランダ代表
第2戦 6月21日(日) 13:00[日本時間] vs チュニジア代表
第3戦 6月26日(金) 8:00[日本時間] vs スウェーデン代表
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